こんにちは、僕らの処世術研究クラブ(僕処研)のP.シナトラです。
本日は中国古典『菜根譚(さいこんたん)』の作者、洪応明さん(中国では明の時代、今から四百年ほど前の人)からの処世術です。
・安全な生き方について
節義(せつぎ)は標(ひょう)する者は、必ず節義を以って謗り(そしり)を受け、道学(どうがく)を榜(ぼう)する者は、常に道学に因って咎めを招く。故に君子は悪事に近づかず、また善名(ぜんめい)を立てず、只だ渾然(こんぜん)たる和気のみ。纔(わずか)にこれ身を居くの珍(ちん)なり。
※悪にも近づかず、名誉も求めず、ひたすら人格円満を旨として生きることが安全に世を渡れる。
P.シナトラ「ありがとうございました」
(う〜ん。何だかちょっぴり退屈な考え方だけど…。退屈である故に安全な世渡りという訳か)